ベトナム株の魅力

ベトナムは国土約33万平方キロメートル、人口8300万人の社会主義国です。国土は南北に長く、国土面積や人口は日本にかなり近い数字です(日本は38万平方キロメートル、人口1億2768万人)。宗教は仏教が8割方を占めている点、古来、中国から文化の影響を受けている点でも日本と似ていると言えます。社会主義国ですが、1986年に党大会にて採択された市場経済システムの導入と対外開放を柱としたドイモイ(刷新)路線を継続しており、豊かな社会に向かってようやく動き始めたところです。2006年内にはWTOに加盟する運びとなっています。

このベトナムの株式市場がポストBRICsとして熱い注目が注がれています。ベトナム株が急に注目を受けるようになった理由はベトナム経済が活性化してきているからです。その最も大きな理由は中国の人件費高騰による生産拠点の移動です。ベトナムは中国の沿岸沿いの南端に隣接しています。


中国の成長の原動力は安価な人件費と土地を利用して世界の工場になれたこと。そして世界の工場になるには輸出入のために海に面していることが必要条件となります。ベトナムはこの条件を共に有しています。現在、上海や深センなどの中国の沿岸工場地帯の人件費が高騰してきており、日本円で大体1ヶ月3万円ぐらいになっています。一般的にはより安価な人件費を求めるために中国の内陸部に工場の移動が始まると考えられがちなのですが、実際には違います。どうしてかというと、内陸では物を輸送するコストが莫大になってしまうからです。実際には沿岸沿いに南下してきており、ベトナムに進出する工場が後をたたなくなってきています。ベトナムの賃金は大体6千円ぐらいですから、上海や深センに比べて人件費が6分の1で済みます。ここにベトナムが発展している力の源があるわけです。そういった意味では、成長のロジック的にもまさに「中国株の夢の続き」といえるでしょう。

ベトナム株の魅力
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